サステナビリティSUSTAINABILITY

ESG経営への取り組み・サステナブルプロダクション(SP)の推進

日本国際放送(JIB)は、オールジャパンの体制で日本の魅力を共創し、世界に伝えることを使命としています。「国際発信のプロ集団」として、NHKから受託する国際放送の番組制作や受信環境整備を行うとともに、独自番組「jibtv」をはじめとする自主事業を通じて、多角的に「日本の今」を発信しています。
世界を舞台とした事業展開をより深化させていくためには、地球規模の課題である「持続可能性」への一層の配慮が欠かせません。そのため、JIBではESG経営の推進に取り組みます。「環境(E)」・「社会(S)」・「ガバナンス(G)」に加えて、メディア企業として「持続可能なコンテンツ制作(SP)」を掲げ、4つの領域で、「持続可能な社会に貢献するメディア」を目指すNHKグループの一員として社会的責任を果たしていきます。

図:ESG経営の4つの領域「環境」「社会」「ガバナンス」「持続可能なコンテンツ制作」

現在視点と未来視点を組み合わせた戦略的アプローチ

日本国際放送(JIB)は、持続可能な社会の実現のために、長期的視野に立ってESG経営を進めます。

図:日本国際放送の現在視点と未来視点を組み合わせた戦略的アプローチ

重要課題6項目

JIBは、「2024年度-2026年度 経営計画」においてESG経営の推進を打ち出しました。経営計画に記された事業展開と、日本や世界が抱える課題、国連のSDGs(持続可能な開発目標)などを組み合わせて検討を重ね、以下の6項目を重要課題として定めました。

領域 重要課題
(マテリアリティ)
JIBの基本方針
環境 環境負荷の低減 社員一人ひとりの環境意識向上をはかり、カーボンニュートラルや循環経済実現のためのPDCAサイクルを継続して実行する。
社会 多様性の尊重 多様な社員がそれぞれの個性を生かして力を発揮できるよう、働きやすい環境を整備する。
人材育成の強化 JIBの事業に欠かせない「グローバル人材」を育成する施策を強化するとともに、身につけた知識やスキルを生かして活躍する場を提供する。
ガバナンス コーポレート
ガバナンスの強化
コンプライアンスの遵守を徹底するとともに、リスクマネジメント体制を強化する。
ステークホルダーとの
関係強化
様々なステークホルダーに信頼されるよう、適切な情報開示や積極的な情報共有を行う。
持続可能な
コンテンツ制作
ESG関連情報の発信/
コンテンツ制作における
環境負荷の低減
「環境との調和」や「共生社会」をテーマにしたコンテンツを引き続き制作・発信するとともに、番組制作での環境負荷の低減、持続可能性や多様性の推進に取り組む。NHKやグループ各社、制作会社や協賛者とのパートナーシップを推進し、地球課題の解決に貢献する。

実施体制

図:ESG経営への取り組みを行う体制図

グリーン電力の導入

2025年4月に本社で住友不動産のグリーン電力プランを導入しました。非化石証書付きの電力を使用することで、脱炭素の取り組みに貢献します。

既存の発電よりグリーン電力を環境価値(CO2を排出しない価値)として調達するためのワークフロー図

女性活躍促進

株式会社日本国際放送では、ダイバーシティー推進の一環として、女性の活躍を支援する施策を行っています。このたび、女性の活躍が進んでいる企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし」において「3段階目」の認定を取得しました。

女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)|厚生労働省

女性活躍推進法シンボルアイコン